マルタの授業


マルタで私が行っている語学学校ですが、基本午前中のみの授業になります。

日本人が少ないと聞いていたのですが、わりと多かったです。1クラス10人くらいの授業ですが、大体3人くらいはどのクラスも日本人がいたのではないでしょうか。

私は年齢差もあったので、あまり授業後に彼らと行動したりはしませんでした。同年代くらいの人と、何回か観光に行きました。外国人と話す機会はそんなに作れませんでした。シェアハウスで同室になったイタリア人、ブラジル人の女の子とは少し話しましたが、まあ、挨拶程度とたまたま日本の特集のYouTubeを見てるときに会話したくらいです。

他に2人シェアハウスにいたのですが、日本人でしたので英語ではあまり話しませんでした。日本人のいる学校は安心感はあります。ただ不安に思うのはなんでも初めの頃だけだと思うので、英語を学ぶという点では日本人が多いというのは学校選びに失敗したと思います。

行きつけのカフェや、買い物など外国人とちょっとした会話はあります。初めはそれに返事をすることもできなかったのですが、時間がたつにつれて返事もできるようになったので、英会話が少しはできるようになったのかなと思いました。

今思うと、環境に慣れただけだったと思います。

 

たまに、Youtubeとかで語学学校に来ている外国人も英語ができないできてるので、会話しても勉強にならず、日本人が多い学校でも同じです、というようなことを言っている人もいます。私の意見はちょっと違っていて英語のつたない外国人と話すときでも、お互い共通の言語は英語しかないので、英語で意思を伝えるしかない環境にいます。

そのため、ずっと頭の中でずっと英語でどう伝えるのか考え続けることになると思います。それは日本人同士ではなかなかできないとても大きなことだと思います。学校以外でもずっと英語のことを考え続けることは本当に大切だと思います。

ただ学校選びに失敗とは言いましたが、私の語学学校の先生は情熱をもって教えてくれる人に当たったのでそれはとてもよかったと思います。

 

学校の授業にずっと出ていると、初めは難しかった先生の言ってることや、生徒の言ってることの聞き取りができるようになってきます。また自身の発言も少しづつ増えていきます。おそらく少しは進歩したのだとは思いますが、実は環境に慣れてきたというのが大きく影響していて、それほど進歩していないのに勘違いしてしまい、それだけで満足してしまいそうになります。そんな時に私はイングリッシュカフェに行ったりすることでリスニングができないこと、上っ面な会話しかできないことにショックを受けて帰ってきていました。それが勉強のモチベーションにもなっていました。学校では先生はわかりやすい言葉で、ゆっくり、はっきり、時に単語単体で強調して話してくれてることを思い出させてくれます。

 

海外に来て4カ月です。多くの人がサイトやYoutubeでいっているように、いろいろ環境になれて、ちょっと授業についていけるようになり、発言も少しづつ増えて、これから英語が伸びるかもって思う時期になりました。ただここで私は帰国となります。あと2カ月あったらと思うこともありますが、4カ月でも海外で英語を勉強できたことは本当に恵まれたことだと思います。支えてくださった皆さんに感謝でいっぱいです。今後どのように英語と向き合っていくのか、海外で短期間でも過ごしたことで自分の価値観は確実に価値観は変わったと思いますが、それが今後の自分にどういう影響を及ぼすのか、不安でもあり楽しみでもあります。

アッパー・バラッカ・ガーデンズ

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